システムエンジニアの原動力は、収入よりも「やりがい」だ！
システムエンジニアの原動力は、収入よりも「やりがい」だ！
システムエンジニアの仕事は、激務と言えるでしょう。多角的な視点を持ち、責任とプレッシャーを抱えながら折衝や調整に追われます。頭脳ワークでありながら、精神的にも体力的にもタフでなければ勤まらない職業です。それにも関わらず、この仕事はやめられない！というシステムエンジニアが多いのは、システムエンジニアという仕事ならではのやりがいに他なりません。
システムエンジニアの仕事には、人とのコミュニケーションが不可欠です。クライアントからの聞き取りはもちろん、適正なシステム設計後のプログラム開発の現場において、専門スタッフをうまく動かしてスケジュール通りに期待通りの完成品を生み出すべく、円滑なコミュニケーションを常に実現させなければなりません。ちょっとした連絡ミスや行き違いが思わぬ失敗を招くのです。また開発工程においては、経験したことのない不具合を生じるかもしれません。しかしシステムエンジニアが率先して解決に乗り出し、その責任を果たすことによって仕事が完成すれば、チーム全体で達成感を味わうことになるのです。
システムエンジニアの仕事は、システム設計とプログラム開発の工程管理という、一見技術色の濃いものですが、クリエイティブな面が隠されています。システム開発の前提はクライアントの要望です。システム設計に先立って、クライアントが求めるシステムとは何か、という真のニーズを聞き取り、ニーズに沿ったシステムをお届けできるよう設計しなければなりません。そこには創造力が不可欠です。このような創造的な仕事をするためには、様々なプログラミングの技術を知り、それぞれの特性をよく把握した上で、どのようなシステムにはどのような技術が適しており、かつそれをどのように組み込むのか、といった個々の状況に応じた判断力も養っておかなければなりません。
現役システムエンジニアに仕事をする上でのモチベーションについて尋ねると、回答数の多い順に「顧客からの感謝の声」、「好きな仕事に従事すること」、「給与」となっています。システムエンジニアはプログラマと違い、クライアントと直接会って仕事をすることが多いので、感謝の声を直接聞く機会があります。クライアントにお礼を言われる瞬間は、開発途上の苦労を全て吹き飛ばすほどの達成感を味わえます。また、エンジニアという職業柄、どちらかと言えばコミュニケーション能力や提案能力に苦手意識を感じている人も多いことから、人との関わりの中で得られる達成感に喜びが倍増するという効果もあるでしょう。
最新の記事
システムエンジニアの仕事の流れを知ろう
システムエンジニアの仕事はクライアントの要望を正確に汲み取ることから始まります。
システムエンジニアになるための面接対策
システムエンジニア転職をスムーズに成功させるために知っておきたい、面接攻略ポイントを紹介します。
フリーのエンジニアこそ健康管理が大事！
フリーのエンジニアも受診できる各種健康診断、無理なくできる健康維持法などについて紹介します。
カテゴリー
クライアントの要望を正しく把握し、要望に沿うシステムを完成させるためには、あらゆるスキルが必要です。 続きを見る
経験と実績、スキルを積み、一人前のシステムエンジニアになれば、フリーランスとして活躍する道も開けます。 続きを見る
システムエンジニアは、技術職でありながらクリエイティブな要素を多く含む仕事のため、創造力が不可欠です。 続きを見る
私は、システム系の企業で8年ほどプログラマ、システムエンジニアとして働き、その後フリーエンジニアとして独立しました。
このサイトは、未経験者や若手プログラマ向けにシステムエンジニアの「やりがい」を伝え、システムエンジニアになるきっかけになればと思って作成しています。
ご意見・ご質問は「お問い合わせ」からお願いします。
