やりがい希望!システムエンジニアの苦難

システムエンジニアの原動力は、収入よりも「やりがい」だ!

高い?安い?システムエンジニアの単価を探る

システムエンジニアの人月単価は100万円?

システムエンジニアの人月単価は100万円?

システムエンジニアの人月単価は100万円?

システムエンジニアの能力を図るバロメーターIT業界の現場では、しばしば「人月単価」という専門用語が聞かれます。人月単価とは、一か月間にかかる要員一人あたりのコストのことです。システムエンジニア一人一人に固有の人月単価が設定されています。

誤解されがちですが、人月単価はシステムエンジニアの貰える給料ではありません。クライアントがプロジェクトを依頼する際に見積に反映される金額です。たとえば人月単価が50万円のシステムエンジニアに3か月間の仕事を依頼すれば、50×3=150万円の費用がかかるという風に計算されます。システムエンジニアにとって人月単価は、自分を売る「値段」と言っても過言ではありません。はたして人月単価はどのようにして算出されているのでしょうか。その背景をご紹介しましょう。

ポイント1:システムエンジニアの能力

優れた能力を持つ人材は社会から高く評価されます。スポーツ選手も成績によって年俸に差があるように、システムエンジニアも実績豊富な方には高い人月単価が設定されることになります。上級エンジニアともなれば人月単価が200万円を超えることも珍しくなく、プロにとっては一種のステータスと言えるでしょう。

ポイント2:会社の経営力

社員に給料を支払う企業の資本力によっても人月単価は大きく変化します。プロ野球選手がFA宣言した際、大手の球団は大金を提示して選手を迎え入れようとしますが、IT業界も同様です。コンピュータリソースの大半を自社製品でまかなうほどの大手企業に比べると、独自性のない中小企業ではどんなに有能なシステムエンジニアにも高額の人月単価を設定しづらいのが実情です。

ポイント3:業界の需給バランス

システムエンジニアの人月単価は、時期によって高騰する場合があります。大量の人員を要する巨大なプロジェクトが業界内で発足する際、エンジニアの取り合いが発生します。その競合結果によりエンジニアの資本価値が上昇し、自然と人月単価がアップするのです。また、物価の高い都市部では地方よりも人月単価が若干高めになりやすい傾向にあります。

システムエンジニアの平均人月単価は?

IT業界には実にたくさんのエンジニアが在籍していますが、その人月単価の平均は100万円前後だと言われています。この数値を高いと見るか低いと見るかはクライアントによって異なりますが、コストとしては極めて妥当な金額です。
と言うのも、システムエンジニアの人月単価には大きな差があるからです。たくさんの案件をこなしてきたエキスパートレベルともなれば数百万円を超えますが、新人なら50万円程度に設定されています。その平均が100万円なので、初めて一緒に仕事をするシステムエンジニアの人月単価が100万円程度なら不信感を抱くクライアントはほとんどいないと言えるでしょう。

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