フリーのエンジニアして活躍するには、案件の獲得はもちろん必要です。しかし、それも健康であってこそといえるでしょう。クライアントの案件を期限内に納品し報酬を得るには、しっかりと対応できる健やかな心身が必要です。フリーランスは、会社員のように健康診断が義務付けられていないため、自らが意識しないと健康を保ちづらくなります。仕事と収入がダイレクトに直結しているフリーランスこそ、健康診断や生活改善等に目を向けてみましょう。
フリーランスは会社員に比べると、組織に属しない自由さがありますが、自分が休んでも誰もフォローしてくれないという心細さもあります。たとえ案件を獲得したとしても、思わぬ病気や怪我等で進捗が滞ると依頼主の信頼を損なうでしょう。また、フリーランスには有給休暇がないため、休むとその分収入が減ることも懸念されます。たちまち生活が立ち行かなくなる…ということも考えられるでしょう。心身の不調や経済的困窮を回避するためにも、フリーランスこそ普段の健康管理が大切です。
企業は、従業員に健康診断を年1回受けさせる義務があります。そのため、会社員である以上は、否が応でも定期的に自分の健康を見つめる機会があるでしょう。しかし、フリーランスにはその義務がありません。面倒がなくていいや、と思っているフリーランスの方もいるでしょうが、それは危険かも…。前述したように、体調を崩すことで、仕事と収入を失う可能性がゼロではないからです。健康であるのはもちろん大切ですが、不調があったとしても、早いうちに対応することで仕事上のリスクを軽減できます。そのため、フリーランスも定期的に健康診断を受けたほうが良いでしょう。 フリーランスの方は、自治体や医療機関が個別に実施する健康診断を受診可能です。また、フリーランスとして健康保険組合に加入していれば、組合補助が適用される健康診断を受けられます。費用と検査項目を確認のうえ受診すると、無駄がないでしょう。 なお、2017年から「セルフメディケーション税制」と呼ばれる医療費控除の特例が始まりました。これは、市販の要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品を購入した際、その購入費用について所得控除を受けられるという特例です。ただし、健康診断の受診等、健康増進や疾病の予防をしている人が対象という条件があります。税制を上手に利用するためにも、健康診断を受診して要件を満たしておきましょう。
健康増進・健康維持に大切なのは、主に食事・運動・睡眠だと言われます。人は口にするもので身体がつくられるため、栄養バランスを意識した食事を摂ることが望ましいでしょう。しかし、毎日のことなので難しく考える必要はありません。1回の食事を「主菜1:副菜2:ごはん1」くらいの分量にすると、自然と主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物類のバランスが良くなると言われています。 また、エンジニアは同じ姿勢での業務が多いため、運動不足になりがちです。ジムに通う、近所を散歩する、自宅ヨガをするなど無理のない範囲で身体を動かしてみてはいかがでしょう。ほどよい疲労感は、良質な睡眠をもたらします。ぜひ、検討してみてください。
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